2010年01月28日

恐竜の色、「中華竜鳥は赤褐色」

恐竜ってロマンがあっていいですよね。

昔の地球には、リアルなゴジラのような生物が

いたんだと思うと、当時を想像するだけでワクワク

してきます。



そうやって、想像してワクワクしている恐竜ですが、

恐竜の色は、これまできちんと証明されてなかった

ようです。絵本や映画などから各々、イメージして

いた色彩はあるのですが、それは確かなものでは

なかったとか。

確かに、化石の骨の形状から、どんな生き物だったか

を再現してみることはできるかもしれませんが、その

皮膚の色までは分からないですよね。



しかし、このたび、英ブリストル大、中国科学院などの

研究チームは、白亜紀前期(約1億4500万〜1億年前)

の羽毛恐竜「中華竜鳥」などの羽毛を分析した結果、クリ

色から赤褐色だった可能性が高いことを突き止め、27日

の英科学誌ネイチャー(電子版)に発表したそうです!



地層に埋まり、地下水などにさらされた化石しか残っていない

恐竜の色を知ることはこれまで不可能とされていたのですが

このたび、この快挙。色の特定はもちろんこれが初めてです。



チームは、中国遼寧省の地層から見つかった「中華竜鳥」など

の羽毛の化石を電子顕微鏡で観察し、微細な構造を解析したところ、

鳥類も持つメラニン色素を含む細胞「黒色素胞」が羽毛表面に

あることをつきつめました。中華竜鳥の尾羽根や背中の羽毛には

赤や茶色、黄色を発色するメラニン色素「フェオメラニン」だけが

存在したことから、羽毛はクリ色から赤褐色だった可能性が高いと

結論付けたそうです。

恐竜の色が特定されたことは羽毛が体温調節に加え、敵や獲物に

見つかりにくいようカムフラージュの役割を果たしていた可能性など、

恐竜の生態を知るさらなる手掛かりになるはずですよね。

たいへん興味深いです。





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Posted by amezari at 22:16